著 福岡 伸一 の『動的平衡』という本を読んだ。この本、どうやら高校向けの教科書にも掲載されているらしい。個人的にテスト予想問題を作って見たのでぜひ活用してほしい。また、実際にテストに出た場合「コメント欄」に報告お願いします。
ノート等 紙に自分の答えを書くことをオススメします。
解答は次のページ →こちら
問題
Ⅰ デカルト的機械論と現在の生命観
①「生命をパーツの集合体として捉え、~明確な出発点がある。」について
1:「生命をパーツの集合体として捉え」た結果、どのような医療技術が生まれたか、具体例を本文中より四字で二つ抜き出せ。
2:「出発点」とは、生命に対するどういった考え方か。文中の語句を用いて答えよ。
②「機械論(2段落目)」とは一体どのようなものか。文中の内容に即して説明せよ。
③「それ(5段落目)」は何を指しているか。「~こと」の形で答えよ
④「これらの営み(7段落目)」を可能にした技術を本文中より抜き出せ。また、この技術によってもたらされた事態はどのようなものか。具体的に答えよ。
⑤「制度疲労に陥っている(8段落目)」について、「制度疲労」とは具体的にどのような状況を意味するのか。本文中の語句を用いて説明せよ。
Ⅱ 動的平衡という視点からの生命観・自然観
「生命とは何か。」は段落に含めない
①「古くて新しい視点(11段落)」とはどういうことか。次から選べ。
- 現代ではもはや過去に発見された事態だが、現在では知らない人が多く逆に新しい視点になっているということ。
- 現代では当たり前すぎて問題にならない説だが、敢えて問題にすることで新しい理論が導き出さられるということ。
- 現代では顧みられることのない過去の研究成果だが、現在の私達に多くの新しい示唆を与える視点であるということ。
- 現代では既に常識となっている理論だが、その常識を疑うことで新しい見方ができる可能性があるということ。
②「生命観のコペルニクス的回転(13段落目)」とあるが、生命観がどのように変わったのか。()の考え方から()へ変わった。
Ⅲ 動的平衡としての生命
① 「環境は常に私達の身体の中を通り抜けている(24段落目)」について、 ここでの「環境」を具体的に示している語を抜き出せ。また、この箇所と同意の環境と生命のありようを端的に示した語を、文中から十字以内で抜き出せ。
②「この生命の特異的な~つけた。(25段落目)」について
「動的平衡」の「効果」としてもたらされるのはどのようなシステムか。本文中から抜き出して答えよ。
③「サスティナブルであること」の意味を作者はどう捉えているか。本文中の語句を用いて説明せよ。
④「サスティナブルであること~ではない」とはどういうことか。
Ⅳ 今日の問題と動的平衡
①「コペルニクス的転換」について、本文に即して説明せよ。
②最後の一文について
1:「バイオテクノロジーの過渡期性」とはどういうことか。
以上で問題は終了です。解答は次ページ